小型マシニングセンタの製造・販売を行っているメーカーや、海外製小型マシニングセンタの販売・サポートをしている販売代理店は国内外に数多く存在します。ここでは、国内で小型マシニングセンタを製造・販売するメーカと、海外製小型マシニングセンタの代理店をまとめて紹介しています。
引用元URL:NKワークス公式HP(https://nk-works.co.jp/)NKワークスは、アメリカの「ハース・オートメーション」の販売代理店です。NKワークスのハース事業部は、東京、福島、名古屋、福井、大阪、広島に営業所、茨城県と愛知県にショールームを構え、日本国内で300台以上(※)の小型マシニングセンタなどの工作機械を販売しています。国内ですと、トヨタ自動車、川崎重工業といった名だたる企業にも納品実績があります。
「ハース・オートメーション」は立型・横型マニシングセンタを始めとした工作機械を製造・販売するアメリカの工作機械メーカーです。サポートはハース本社の認証を受けた日本人スタッフが対応しています。
※2021年12月調査時点
引用元:エンシュウ株式会社公式HP(https://www.enshu.co.jp/ja/)エンシュウは「モノづくりのプロ集団」であり続けることを目指し、工作機械の製造及び販売を行っています。立形マシニングセンタは6種類、横形マシニングセンタは7種類を取り扱っており、そのうち4種類が主軸30番の小型マシニングセンタです。中には同じ機械サイズで30番と40番の主軸を選べる機械もあります。
ユーザの要望に合わせたカスタマイズを行うほか、治具や工具、ロボットといった周辺機器を組み合わせた自動化生産システムの提案も行っています。公式HPにはWEBショールームを構え、エンシュウの小型マシニングセンタを詳しく知ることができます。
引用元:キタムラ機械株式会社公式HP(https://kitamura-machinery.co.jp/)キタムラ機械はマシニングセンタの専業メーカーとして、小型マシニングセンタを始めとした機械を製造・販売しています。国内での製造が活発になる前からマシニングセンタの製造に従事し、欧米の工作機械メーカーに技術提供を行っていたこともあります。
代表モデルは「マイセンター」シリーズ。創業時から今日まで基本構造を変えず、蓄積した技術で改良を重ね、よりクオリティの高い機械を20年以上提供し続けています。キタムラ機械のマシニングセンタは第20回優秀省エネルギー機器を受賞したことがあるほど、省エネ性にも優れているのが特徴です。
※2000年受賞
※参照:キタムラ機械公式HP(https://kitamura-machinery.co.jp/company/prize/)
引用元:グローバルテクノス公式HP(https://www.gl-t.co.jp/)グローバルテクノスは、台湾製小型マシニングセンタの販売を行う代理店です。日本国内の工作機械メーカー出身のスタッフが導入後のメンテナンスやカスタマイズも自社工場で請け負っています。台湾で製造業を営む和大工業股份有限公司のグループ企業であり、互いに連携しながら日本国内で小型マシニングセンタを導入したい企業と台湾のメーカーを繋ぐ役割を果たしています。日本企業の要望を台湾メーカーに伝えることで、台湾メーカーの発展にも貢献しているほか、導入した日本企業には丁寧なアフターサポートを行うことで、信頼を獲得しています。
引用元:静岡鐵工所公式HP(http://www.shizuokatekko.co.jp/index.html)静岡鐵工所は「長く使える工作機械」をモットーに、静岡を拠点に工作機械を製造し続けているメーカーです。静岡鐵工所の根底にあるのは、「メイド・バイ・シズオカの誇り」。130年以上の歴史で培った技術を基に、1台1台の機械をμm単位の精度にこだわって製造しています。高精度な小型マシニングセンタを製造しているほか、新しい技術も常に追い求めており、研究機関やベンチャー企業と連携してデスクトップタイプの超小型マニシングセンタを製品化させました。ゆるぎない核心とたえまない革新が、今日も静岡鐵工所を発展させています。
引用元:システムクリエイト公式HP(https://systemcreate-inc.co.jp/)システムクリエイトは、工作機械を始めとしたものづくり企業のトータルサポートを行う企業です。商社でありながら技術部門を持ち、メーカーと共同開発して自社商品も生み出しています。小型マシニングセンタは国内各社のモデルを扱うほか、自社商品も展開。特にコンパクトなサイズながら高剛性を誇る「刻-KIZAMI-Ver-Ⅱ」には要注目です。その他、技術サポートや受託サービス、技術トレーニングといった分野にも積極的に取り組んでいます。複数メーカーのサポート窓口を一本化するだけでなく、各社の技術講習もシステムクリエイトで受けられるなど、商社ならではの形でものづくり企業を支援しています。
引用元:スギノマシン公式HP(https://www.sugino.com/)スギノマシンは工作機械のみならず、産業用ロボットやウォータージェット技術といった機械の開発・製造・販売・サポートを行う産業機械メーカーです。スギノマシンの主力機械であるマシニングセンタ「SELF‐CENTER」は1986年の誕生以来、日々改良を重ね、ユーザーのニーズに応える仕様へと変化を遂げていっています。立形・横型共に主軸30番の小型マシニングセンタを豊富に取り扱っているのも特徴です。主軸30番で40番相当のパフォーマンスが出せる高精度で高剛性の小型マシニングセンタは、アルミ材の切削において、従来機と比較して約3倍速で加工ができる優れものです。
引用元:原田物産公式HP(https://www.harada-bussan.jp/)原田物産はアメリカにあるエール・アンド・タウン製造会社の日本総代理店として設立された、工作機械などを取り扱う国内専門商社です。小型マシニングセンタは中国「SHANGHAI SIEG CNC MACHINERY CO., LTD.」の機械を販売しています。「SHANGHAI SIEG CNC MACHINERY CO., LTD.」は、主に北米とヨーロッパに工作機械を出荷しているメーカーです。同社が取り扱う小型マシニングセンタは、ダイカスト製品のバリ取りといった加工からシリンダーブロックなどの大型ワークまで、幅広く対応しています。
引用元:ファナック公式HP(https://www.fanuc.co.jp/index.html)ファナックは山梨県に本社を置く電気機器メーカーです。特に工作機械は世界でも多くのシェアを占めており、国内外にその名を馳せています。小型マシニングセンタは、性能・効率・使いやすさを追求した「ROBODRILL」シリーズを展開しています。「ROBODRILL」は大きく分けて2種類あり、それぞれ標準仕様と加工時間をより短縮させた高性能仕様のプラスシリーズが製造・販売されています。また対面・オンラインで小型マシニングセンタの操作方法などが学べる講習や、導入企業がファナック製品を使い続ける限り保守サービスを行う"生涯保守"を掲げているのも大きな特徴です。
引用元:ブラザー公式HP(https://www.brother.co.jp/product/machine/index.aspx)工業用ミシンや家庭用ミシンの開発・製造からスタートしたブラザーは、現在では、家庭用の機械から業務用機械、産業用の工作機械まで、様々な分野の機械において開発・製造・販売を行っています。ブラザーの主力商品であるコンパクトマシニングセンタ「SPEEDIO(スピーディオ)」は、主軸30番ながらテーブルサイズが広く、小物から大物まで幅広い加工に対応可能。一般機械や自動車や二輪車など、多くの業種で量産部品加工として導入されています。小型マシニングセンタを効果的に使用してもらうために、操作方法やプログラミングの仕方を学ぶCNCトレーニングスクールも定期的に開催しています。
引用元:豊和工業公式HP(https://www.howa.co.jp/)豊和工業は、工作機械を中心に様々な産業用機械を製造・販売しています。100年以上の歴史で蓄積した技術とノウハウを活用して、高生産性かつ省エネ、そしてフレキシブルな機械を製造。豊和工業が強みとしているのは「止まらないマシン」。マシン停止の主な要因が切粉であると突き止め、切粉の侵入防止・処理能力向上・除去を徹底して行う構造、そしてメンテナンス性も良い小型マシニングセンタを製造しています。現在では7種類もの小型マシニングセンタを展開しており、電子部品や自動車小物部品、鉄加工などにも対応するモデルが並んでいます。
引用元:ヤマザキマザック公式HP(https://www.mazak.jp/)ヤマザキマザックは日本国内で早くから工作機械の海外生産を開始し、工作機械のグローバルリーダーとしてのポジションを確立しました。小物部品加工向けやアルミ専用の小型マシニングセンタを代表に、様々な工作機械を国内外に製造・販売しています。ツーリング(治具)製作から周辺装置の設計にも対応しており、ユーザーのニーズに合わせた細やかな対応が期待できます。サポートも充実しており、オンラインで相談ができるオンラインサービスサポートも展開。加えてIoTやAIといった新しい技術を使った生産現場のスマート化も推進しています。
引用元:高島産業公式HP(https://www.takashima.co.jp/)精密微細部品加工、高精度部品加工、難削材加工といった3軸加工を駆使し、伝統の技を守りながら新しい技術を取り入れる、常に挑戦しつづける姿勢を大切にしている会社です。医療機器や半導体基板に使用されるような部品加工からOEM製造まで幅広く対応。高度な加工技術を駆使し、機械設計・製作もおこなっています。自社開発の小型マシニングセンタ「マルチプロ」はヘッドを交換することでマシニングセンタ仕様、レーザー加工仕様、微細加工仕様、超音波加工仕様、4つのヘッドが使用可能。また自社製品の従来型マシニングセンタと比較するとCo2排出量が1/6とSDGsに対応した設計となっています。
引用元:ファースト技研公式HP(http://first-giken.co.jp/)ファースト技研は、1976(昭和51)年設立の工作専用機械メーカーです。顧客の要望に合わせ、キャッチフレーズである『プロ筋の厳しい採用条件を満たす開発マインド』を掲げ、一切妥協することなく専用工作機械の研究・設計・制作をおこなっています。CNC小型工作機械の制作を専門とし、各種CNCターレットセンター、ATCセンターといった『割り切り』シリーズを展開。立型・横型のマシニングセンタを提供しています。ラインの自動化にも対応しており、高能率かつ高精度で、高いコストパフォーマンスが期待できます。
引用元:安田工業公式HP(https://www.yasda.co.jp/)0.001mmの加工精度を実現するマシニングセンタを製造しているメーカー。1929年の創業以来比類のない高い精度と耐久性を目指し、厳しい品質管理とエンジニアが作りこむこだわりの物づくりに力を入れています。「高精度を誰にでも」というモットーを掲げ、安田工業独自のソフトウェアにより誰でも扱いやすい機械を提供。高精度な計測機能により、高精度加工をサポートできるよう心がけています。「精度」「剛性」「安定性」「長寿命」「使いやすさ」にこだわった小型マシニングセンタが特徴です。
引用元:株式会社エグロ公式HP(http://www.eguro.co.jp/)株式会社エグロは、CNCを中心に、精密小型工作を自社ブランドとして開発、製造、そして販売までを手掛けています。「お客さまのモノ造りに最適な機械の提供」を基本コンセプトに、情報にアンテナを張り巡らせ、どこよりもニーズを先取りしながら、お客さまが必要とする製品づくりにお応えしています。時代に合わせた商品を輩出することで、高い評価をいただいています。また、お客さまの設備のトラブル対応には、専門のユーザーサポート部が対応しています。アフターサービスの窓口およびお客さまを支えることがユーザーサポートの任務であると思っています。
引用元:東洋精機工業公式HP(https://www.toyosk.com)東洋精機工業は、工作機械、半導体製造装置、自動車関連部品等の設計から販売までを行うメーカーです。北は仙台から南は広島と、国内に数か所の営業所を設けており、全国各地幅広いエリアをサポート。『現場は真心を造れ・営業は真心を売れ』というスローガンのもと、お客さまに対し「先端環境」「独創性を生み出すアイディア」「信頼と協調のチームワーク」を提供します。マイニングセンタの技術力にも力を入れており、各現場工程に対応できる大中小、数多くのマイニングセンタを取り扱っています。
引用元:長谷川機械製作所公式HP(http://www.hasegawa-m.co.jp/)長谷川機械製作所は1928年に巣鴨で創業しました。小型のNC旋盤やマシニングセンタを製造している、日本でも数少ないメーカーの一つです。量産メーカーでは対応できないカスタマイズも請け負っており、より用途に合ったマシニングセンタが提供可能です。
アフターサービスの体制も整えており、海外の場合は現地の提携会社による対応も行っています。
また長く培ってきた経験やノウハウを生かして、革新的な技術に対しての研究も行っています。
引用元:寿貿易株式会社公式HP(https://www.kotobuki-mecanix.co.jp/)寿貿易株式会社は、小型マシニングセンタや卓上フライス盤などを販売している会社です。株式会社メカニクスの札幌工場で一つひとつ丁寧に整備・調整してから出荷しており、品質とサービスにこだわりがあります。小型マシニングセンタ「DT-30N」は、1㎡で設置が可能なコンパクトさが特徴で、長時間の作業もしやすい造りです。もしもの場合は専任者の派遣による修理や工場で預かって行う修理、部品のみの発送など様々なケースに対応しています。
引用元:ジェイテクト公式HP(https://toyoda.jtekt.co.jp/)ジェイテクトは、マシニングセンタのほか、研削盤、ギヤスカイビングセンタといった工作機械を幅広く取り扱っているメーカーです。小型マシニングセンタであるFH5000S-iは、中軸サイズ#40の製品で、豊富な支援機能が搭載されています。現場での段取り作業を快適にしたいと考えている方に向いている製品です。また、カスタマーサポートが非常に充実しており、無料で生産性向上をサポートするための問い合わせに対応してくれます。有料ではマシニングセンタのプログラミングやマクロ作成、保全などについて本格的に学べるトレーニングスクールが用意されているのも魅力です。
引用元:十和田電機公式HP(http://towadadenki.co.jp/)十和田電機は、小スペースで導入できるマシニングセンタを探している、FANUCの制御装置がついていてお手頃な機械を探しているという方にぴったりの小型マシニングセンタを開発・製造・販売しています。創業から培ってきた制御装置のノウハウとネットワークで、ベネフィットを可能とする加工機の開発分野に新規参入。他の加工機にないオリジナルの特徴を備えた加工機を提供を目指します。
引用元:ホーコス株式会社公式HP(https://www.horkos.co.jp/)ホーコス株式会社は工作機械・建築設備機器・産業機械・環境改善機器の4つの部門を持っています。地球益を考えた製品を世の中に送り出し、省エネ・コンパクト・高効率加工可能なマシニングセンタを取り扱っており、豊富なラインナップを準備しています。
海外工場をタイのバンコクに置き、アメリカ、中国などのサービスパートナーとともに世界中をカバーするグローバル企業です。
切削油剤の使用量をゼロに近づけることを可能にした「MQL」を研究し、独自の工法iMQL(主軸内部ミキシング)を確立しました。
引用元:DMG森精機公式HP(https://www.dmgmori.co.jp/)DMG森精機は、1948年に創立し、切削型工作機械の総合メーカーとして、常に独創的な製品を生み出すことで、世界中のお客さまを驚かせてきました。ドイツのDMG MORI AGと経営統合をすることによって、よりグローバルな企業へと進化しました。創業以来培ってきた技術と職人の人材によって、高性能・高効率な工作機械の提供をしています。自動化システムを導入するにあたり、工作機械や周辺機器といった各メーカーとの調整からすべて一括でサポートします。DMG森精機が提供をする製品では、レイアウト変更などもスムーズに行えるようになっています。事前に導入先と同じシステムを構築し、入念な動作検証を実施し、迅速にシステムが立ち上げられるよう提供しています。
引用元:アビコ技術研究所公式HP(https://www.abico-rd.co.jp/)アビコ技術研究所は、精密機械ユニット・技術コンサルティング・ダイヤモンド事業・特殊切削工具の4つを軸として、事業を展開しています。アビコ技術研究所が提供する小型マシニングセンタ「AUM-10」は、X/Y/Z軸ともにリニアモータを装備しており、1ナノ分解能でスケールフィードバック制御が可能。また同クラスの加工機としては低価格であるため、導入しやすいのもポイントです。光学や半導体向けの小型金型加工にも適しています。
引用元:ツガミ公式HP(https://www.tsugami.co.jp/) ツガミは、マシニングセンタをはじめとしてターニングセンタやCNC旋盤などさまざまな工作機械を提供しています。創業以来培ってきた精密技術を基礎として、お客様の要望に合わせた「高精度」「高速」「高剛性」を叶える製品づくりを行いながらも、より時代に合った製品を開発するための研究にも力をいれています。マシニングセンタとしては、VA2・VA3/VL3・VA4/VL4と3種類5機種を販売しており、それぞれ用途に合わせて適したマシニングセンタの選択が可能です。
導入費用をなるべく
抑えたいなら

| X軸移動量 | 510mm |
| Y軸移動量 | 300mm |
| Y軸移動量 | 300mm |
| 主軸回転速度 | 10,000min-1 |
| 収納工具本数 | 12本 |
| テーブルサイズ | 600×320mm |
| 機械サイズ | 1,400×2,290×2,330mm |
おすすめポイント
購入後も丁寧な
サポートが欲しいなら

| X軸移動量 | 700mm |
| Y軸移動量 | 400mm |
| Z軸移動量 | 330mm |
| 主軸回転速度 | 100~10,000min-1 |
| 収納工具本数 | 14/21本 |
| テーブルサイズ | 850×410mm |
| 所要床面 | 2,165×2,040mm |
おすすめポイント
より高精度を
求めるなら

| X軸移動量 | 510mm |
| Y軸移動量 | 355mm |
| Z軸移動量 | 460mm |
| 主軸回転速度 | 150~15,000min-1 |
| 収納工具本数 | 30本 |
| テーブルサイズ | 355×786mm |
| 所要床面 | 記載なし |
おすすめポイント
※1参照:2018 global machine tool industry survey by Gardner Business Media, Inc.,((https://www.mmsonline.com/articles/the-global-machine-tool-boom-continues-except-in-china))